· 

正解が複数ある世界に生きるということ

岡田充弘です。

 

日本人の多くは長く一つの価値観に縛られてきました。島国単一民族であることも関係しているかもしれません。しかし、インターネットの登場によって人々はあらゆる情報にリーチできるようになりました。それによって価値観は急速に多様化し、”正解が複数ある世界”へと変貌してきています。

 

一方で現在の日本の教育は、いまだ受験勉強を背景とする偏差値主義に偏り過ぎてきたせいか、正解は一つしかない、という思い込みからなかなか脱却できないでいます。

 

しかしビジネスの世界では、アップルとマイクロソフトの関係ような、相反する思想や戦略でそれぞれ成功を収めてきた会社が多数存在します。そうなると、万人にとって唯一の正解を定義すると自体、意味がなくなってきます。

 

例外としては、生命の進化や戦争の歴史のような、長い時間をかけて積み上げられてきた史実は、人類共通の不変の真理を教えてくれます。たとえば適者生存の法則であったり、独裁者の栄華は続かない、といったことは、時代・年代や国・地域が異なっても、それほど変わらないように思います。

 

まとめると、成功や幸せには複数の正解があり、失敗や不幸は意外と世界共通なのかもしれませんね。あなただけの人生をウルトラハッピーにするために、ぜひ参考にしてみてください。

 

日々精進