· 

リスクを一律でとらえてはならない

岡田充弘です。

 

感染者数の傾向を調べていると、経済・人口・人口密度と概ね相関していることが見えてきます。これらの数字は地域ごとに全く異なるはずなのに、社会的距離2mや通勤7割減など、なぜか自粛内容はほぼ一律。
 
確率論で言えば、都市部の駅や大規模施設、病院は当然リスクも大きく、また黙っている人よりも喋っている人が多くいる場所の方がリスクが大きい。だとすると、マスクをしていても販売店は分が悪い。今後はリアルの窓口でも、透明ボードを隔ててチャット対応ってことも十分ありえます。
 
オフィスワークで言えば、これまでおしゃべり中心のアナログ的な仕事のやり方をしてきた人は、手元のPCスキルや文章力が乏しかったりするので、けっこう苦労するはずです。もしくは社内にいることがリスクにもなりえます。旧態依然とした組織や役所窓口などは、そうとう仕事のやり方を見直さないといけないんじゃないでしょうか。
 
ちなみに多くの事業者は、政府発表とは別に、長期に渡って段階的・エリア別に収束していくことを想定しておいた方がいいでしょう。

 

日々精進